嫌だ嫌だ

真夜中、私が眠る布団に夫が入ってきた。

始まる‥疲れて深い眠りにいたはずなのに。

私の身体を弄り手当たり次第なめていく。

嫌だ、助けて。したくない、触られたくない。

もう彼としかできません!

やめてー!

言葉に出せない私はことが終わるのを目を瞑って待った。

私からは何もしない、キスなんて絶対無理。


ますます夫が遠くなった。

彼の存在を守る為だけに

私は抱かれる。


彼に抱いてもらおう。

早くしないと。


夫よ、嫌いだ。

私は彼の物。

次来たら叫んでやる!!!




だけど

無抵抗で受け入れるしか今はできない。

心はここにはない。

彼と抱き合いたい。


嫌だった。

ごめんなさい。