引っ越しまであと少し。

昨日、彼の部屋の賃貸契約について行きました。彼はその後すぐバイトなので二時間だけでしたが。

その不動産屋は大都会にありそこにたどり着くまで3回も電車を乗り換えて、間違えて、焦りまくって彼にメールで誘導してもらいギリギリ間に合いました。

契約書を記入する彼を見ながら不思議な気持ちになりました。未だに彼とお付き合いしてることが嘘みたいで、こんな場面を見るなんて想像もしなかったから。

説明を受けて契約完了し鍵は後日私がここへ取りに来る。

朝ごはんを食べずに来た彼と喫茶店でモーニング。引っ越し当日までの段取りと揃える物の確認作業をしました。

彼との空間はとても居心地がいい。目の前に彼が座っている、存在しているのが当たり前になってきた。会話のやり取りも自然。

ドキドキはする。落ち着いてるのは安心したからかなぁ。


朝ごはんの後近くの大型店にテレビを見に行った。手はつなげなかったけど人混みからはぐれないよう彼の服を掴みながら歩いた。

テレビは時間ないのにじっくり彼が選んで購入。慌てて二人で地下鉄駅まで早足で向かった。

なんと二人で初めて同じ電車に乗った!

人いっぱいやのに並んで新しい部屋の話しながら。乗り換えも一緒に。30分は乗ってたかなぁ。私がわかるところまで送ってくれて彼はバイトに行った。二人とも手を振って。

彼と解散して私はシーツやカーテン、タオルなど選んだ。時間をかけてゆっくりゆっくり。

私も使うから二人分の雑貨も。

配送の手配もして。


これで私が独り身なら言うことないのに。

ため息をつきながら晩御飯のメニューを考えた。でも私は主婦で母だからそこはちゃんとしないと。夕方に戻り座ることもなく洗濯取り込み、次のを干して晩御飯の用意。

休みの日は意識して主婦業を頑張っている。

来月から新しいバイト決まったこと伝えた。

少し離れた場所に通うことも。

大変やなー。とは言ってたけど。

彼と少しでも過ごしたいから頑張れる。


何が間違いで

何が正しいかわかっています。

責任から逃れる事が困難なことも。

悲しませることになるであろうとも。

それに耐えれるか。

彼を失って泣くのは私一人だけ。


部屋の契約は2年。

2年間で答えを出そうと電車に揺られながら

そう思った。

少し軌道修正。

迷い?ためらい?


愛情はないけど、長年の情はある。

触られたくないけど。



彼を続ける私が

地獄に行くのは間違いない。

さて主婦になりきます!