外の世界
眠れない日々は続いていた。
なんとか前を向かなくてはと夫に働きたいと聞いてみた。夫には運動と気分転換になるしと。
本当は養われてる身で高額な治療費を使ってしまってるのが申し訳なく、せめてそのお金は自分で稼ぎたい、大した生命保険金にはならないからもしもの時に少しでも家族にお金を残したいとの思いからでした。
あと社会にでて純粋に働きたかったのです。
すぐに見つけたパートは黙々と二人きりでする作業でした。週に4日6時間程。働きだすと疲れて少しずつ眠れるようになりました。
病気のこともだんだん深く考えなくなり主治医にすへてお任せしてパートと主婦業に励んでました。
仕事を始めて1年後、もっといろんな人と話がしたい、働きたいと強く思い新たな仕事を見つけました。そこに彼がいたのです。
まさかこんな風になるなんて。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。